善悪のバランスシートでもある「功過格」というものが示され、一体何が良くて、何が悪いのか自己判断ではない「基準」がわかった。
読んでいくと、良いと思っていた行為が実は悪行だったりする。
公正無私な宇宙法則のあり方に照らした生き方が大事だと思った。
下記が、その「功過格のバランスシート」である。
功格(善行)五十条 (金品を貰ったり謝礼を受け取った場合は、その限りではない。)
百功に準ず(百善に値する行為)
1.人間の生命を救い、存命させること。
2.婦人の貞操を保全させること。
3.捨子または、堕胎や産湯での溺死を思い止ませること。
五十功に準ず(五十善に値する行為)
4.世嗣の断絶を防いで、継続させること。
5.身寄りのない者を引き取って養育すること。
6.無縁者の死骸を埋葬してあげること。
7.流浪人に職業を与え、生活できるようにしてあげること。
三十功に準ず(三十善に値する行為)
8.出家得度させること。
9.無法者を教え諭して厚生させ、積善を促すこと。
10.冤罪を明らかにし、救ってあげること。
11.自分の土地を割いて、無縁者を埋葬する為の墓地を提供すること。
十功に準ず(十善に値する行為)
12.智徳に富む者を推挙したり、仕事に就かせること。
13.公衆にとって害となることを取り除くこと。
14.社会の発展に貢献する、または悩み苦しみに喘ぐ者を救済する書物を著した
り、テレビ・ラジオ番組を編成したり、その方法を世に提案し実行すること。
15.医術を用いて重病者を癒したり、啓発的言行やセラピー等で人生の活路を見出
せるように導くこと。
五功に準ず(五善に値する行為)
16.訴訟や争い事を起こすのを諭して思い止ませること。
17.天寿を保全させる為の方法(健康法や心構え等)を教授すること。
18.天寿を保全させる為の方法を記した書物を著したり、番組(映像音楽)を編成
すること。
19.医術を用いて軽病者を癒し、健康にすること。ちょっとした悩みに対して相談
に乗ってあげること。
20.社会や人々に貢献する動物(ペット)の生命を救うこと。
三功に準ず(三善に値する行為)
21.不法な仕打ちを受けても立腹せず、哀れみの心を持つこと。
22.誹謗中傷に対し受け流して、弁解しないこと。
23.癪に障る言動に憤らず (好まぬことを忍びて忍耐)、謙虚に受忍すること。
24.打ちのめしたいと思うような人であっても、心を鎮め許容すること。
25.家畜(ペット)以外の動物の生命を救うこと。
一功に準ず(一善に値する行為)
26.他人の善行を称賛すること。
27.他人の欠点や悪い所を不要に顕現させず、保護してあげること。
28.非行を諭して思い止ませること。
29.争いを諭して思い止ませること。
30.出向いて行き、病人を治療すること。
31.見向きされずに捨てられた価値ある文字一千(書物・絵画・映像音楽など)を
取り上げること。
32.不謹慎な接待や下心のある招待を受けないこと。
33.飢えや渇きに苦しむ人を救うこと。
34.宿なき人を留めて泊めてあげること。
35.真理に叶った教えを説いて、悔い改めさせること。
36.事業を興すことで、その利が他人に及ぶこと。
37.一時の間、人間や動物の疲労を癒すこと。
38.自然死した鳥類や動物を埋めてあげること。
39.虫(微生物)や魚といった生物にまで慈愛を注ぎ、傷つけないこと。
百銭一功に準ず(百行の積善にて、一功となる行為)
40.道路、橋梁を修繕すること。
41.公衆の為に、河川(溝)や井戸を掘ること。
42.聖像、殿堂(祭壇)、法具、供養物を修理すること。
(費用を出して他人に依頼する場合は、その値が半減されるそうです)
43.人の遺物(忘れ物)を届けること(物品の価格を問わず一功とする)
44.債務を免除すること。
45.教化の為の文書・番組を施行すること。
46.功徳を以て非業の死者(浮かばれない魂)に対して回向をすること。
47.困窮者に恵みを垂れ、賑わしてあげること。
48.茶、薬、衣服、棺桶など、一切を施すこと。
49.穀倉を設けて安価(豊年)の時に高く買い入れ貯蔵し、高価(凶年)の時に安
く売って価格を調節し安定させること。
50.公共の場を清潔に保つこと。公衆の利益となる行為をすること。
過格(悪行)五十条
百過に準ず(百悪に値する行為)
1.人を死に至らしめること(殺めてしまうこと)。
2.婦人の貞操を犯すこと(節操を失わせること)。
3.捨て子及び堕胎や溺死を賛助すること。
五十過に準ず(五十悪に値する行為)
4.世嗣ぎの胤(たね)を耐えさせること。
5.婚姻を破談させること(両人の悪口や仲違いさせるような言動)。
6.死骸を放棄すること。
7.人を流浪者にしてしまうこと。
三十過に準ず(三十悪に値する行為)
8.戒行(発願した決意や目標)を妨害して、達成できないように仕向けること。
9.誹謗中傷によって人を傷つけること。
10.陰私(プライバシー)を侵害して迷惑をかけること。
十過に準ず(十悪に値する行為)
11.智徳の優れた人を排斥したり、卑しくも些細な欠点を粗捜しすること。
12.自分の利益を優先させる為に、邪心ある者を推挙すること。
13.既に貞操を失った婦人に触れること(節操のない婦人に近づくこと)。
14.衆生(あらゆる生命)を殺生する為の道具(銃や刀)を所有すること。
五過に準ず(五悪に値する行為)
15.世の中の良き慣習を破壊したり、優れた書物・映像音楽を破棄すること。
16.風俗壊乱させる(性風俗や暴力を強調した)書物・映像音楽を公表すること。
17.救い得る冤罪を救わないこと(人の無実の罪を証明できるのに、知らぬ存ぜず
で見ぬ振りをすること)。
18.助けを請うている病人の治療を拒むこと。
19.訴訟を無理にそそのかし、勧めること。
20.綽名(あだな)や噂を構作し、人の心を傷つけること。
21.悪口を言って人を傷害すること。
22.道路橋梁を毀損すること。
23.大切にされているペット(家畜)を殺すこと。
三過に準ず(三悪に値する行為)
24.破戒や法を犯す行為をする人を見て、心の内にて立腹すること。
また、忠言に逆らい憤怒すること。
25.年長者を敬わず、尊卑の秩序を乱すこと。
26.酔うて人を害すること(飲酒運転・性交に対する戒め)。
27.善良なる人物を責めたり、口論や喧嘩を仕掛けること。
28.両舌(二枚舌)を使って人を離間(仲違い)させること
29.見分不相応の行為をすること(その職・地位に反した制服を着ること)。
30.ペット以外の動物の生命を奪うこと。
一過に準ず(一悪に値する行為)
31.人の善行を無効にしてしまうこと。
32.争いを唆(そそのか)すこと。
33.過失を言い触らすこと。
34.非行を賛助すること。
35.盗みをする人を見ても、注意したり諭し止めたりしないこと。
36.僅かな物でも、当人の承諾を得ずして人の物を無断使用すること。
37.無知の者を欺き、誑(たぶら)かすこと。
38.約束に背き、破ること。
39.無礼無作法なる所行を為すこと。
40.人の悩みや憂い・心配事の相談を拒んだり、慰めないこと。
41.人や家畜の疲労を憐れず、情け容赦なく酷使すること。
42.微細生物を殺めたり、害虫の類を駆除すること。
百銭一過に準ず(百行の積不善にて、一過となる行為)
43.天から生じた物(雨水や作物、資源など)を無益に浪費すること。
44.人の成功や功績を嫉妬し、毀壊すること。
45.時勢に背き、公衆の利益よりも自己利益を優先させること。
46.他人に代わって金銭を使用する時、倹約せずに乱費すること(公用私物化)。
47.債務を果たさず、延滞すること。
48.人の遺留品を私物化し、返品しないこと。(価格の如何に拠らず一過となる)
49.権勢を借用して金品の贈与を強要すること。
50.巧みに方法を設けて(計略や工作によって)、金品物資や労力を奪い取り
(人に金銭物品を出さしめ)、自分の仕事を助長させる糧とすること。
「徳という波動エネルギー」は、自然に「宇宙銀行」に貯金される。
とくに真言行人は、この貯金がないと失速して成就できない。
ここのところを、よく考えつとめることが大事である。



